2017.11.01

VRコンテンツはどのような分野で応用されるのか

vr vr http://www.moguravr.com/nvidia-medical-vr/ 昨今、エンターテイメント分野での活用が幅広く取り上げられるVR。フォーカスをあてられることは少ないですが、実はその技術の独自性から医療分野での活躍が期待されています。医療の場においてどのようにVRが応用されるのか、活用事例を踏まえて見てみましょう。

VRでバーチャル手術の擬似体験

vr https://blog.codecamp.jp/vr-application-example 当然だが、医療現場では人命を預かるためミスは絶対に許されません。しかし、手術は全てが本番であるため医師への心的負担が問題視されています。医療現場では、VRを用いてこの問題の解決が考案されています。カナダではConquer Mobile社が仮想空間でバーチャル患者を施術できるVR医療シミュレーターを開発。VRヘッドセットとコントローラーを用いて、外科医は自分が現場に実際にいるような手術シミュレーションを体験できます。日本国内でも株式会社HoloEyesが医療用のCTスキャンデータを活用したVRでの医療トレーニングや手術中のナビゲーションを実現しています。

複雑な手術の安全性を最大化する、VR手術。

VR https://forbesjapan.com/articles/detail/13879 医療分野でのVRの応用はシミュレーションのみにとどまりません。アメリカ、マンハッタンの大学病院「Mount Sinai Hospital」では頭蓋底脳腫瘍の摘出手術の際に、患者の頭蓋骨や神経血管構造のデータを3Dプリンタで印刷し、そのデータをOculus RiftによるVRで利用しています。VRによる立体的な解剖図によって各個人の病床データをを可視化し、摘出手術に用いることで手術そのものの安全性と効率性を高めています。頭蓋底脳腫瘍でのほぼすべての手術ケースに、この技術が利用できるという点にも注目が集まっています。

VR解剖図は日本でも利用されている。

VR https://www.lenovojp.com/business/case/026/ 患者の3D-CT画像データからつくられたVR解剖図は、手術支援ロボット「ダヴィンチ」とあわせて、日本でもすでに実用化されています。一般的なロボット手術では内視鏡映像を元に手術が進みますが、動脈や神経がなどの重要組織が網目のようにあるため、手術は自然と慎重になり時間もかかります。しかし患者個別のデータに基づくVR解剖図があれば、医師は「ここは2cm切っても大丈夫」と効率的に判断することができます。VRを用いたロボット手術はまさに医療技術の画一化を実現しました。日本国内では前立腺がんと腎臓がんにおけるロボット手術にはすでに保険も適用されています。

VRの応用で見える医療の新たな可能性

VR http://shiropen.com/2015/03/12/7160 これまでは属人的に行うことしかできなかった医療行為が、VR解剖図を利用し、患部を可視化することで一定ラインまで画一化でき、医療ミスの軽減に繋がっています。今後、医療現場においてよりテクノロジーが発展することで医療ミスがゼロになる日も遠くはないでしょう。

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