2017.12.24

実写VRの抱える課題点とは?

vr http://shiropen.com/2014/11/05/6008 VRコンテンツの普及と共に、実写の静止画や動画を利用したVRのコンテンツも数多く市場で見受けられるようになりました。auが提供を開始した、360度ライブミュージックビデオ視聴サービスの「VROOM (ブイアルーム) 」や株式会社NUR*VE(ナーブ)の提供している不動産サービス「VR内見」など生活に根付くコンテンツが実写により幅広く広がっています。そんな実写コンテンツの抱えるVRの実写ならではの課題点に着目してみました。

より高度な技術が必要なステージへ。

http://zenkei.com/help/install_basic/camera/stitching_image_method.html インフラ環境や撮影機材(環境)が整い、360°映像・静止画制作への参入障壁は下がってきたものの、よりクオリティーの高いコンテンツを作ろうとすると、技術的な存立基盤は日本ではまだ不十分であるのが現状です。映像の揺れによって起こる「ユーザーの画面酔い」や「スティッチング」と呼ばれる360°の画像をつなぎ合わせる作業の編集技術への依存度の高さなど、技術的な側面での安定が実写VRの制作には必要不可欠となってきます。

人材不足に悩まされる実写VRの制作現場

https://www.sbbit.jp/article/cont1/33736 日本でVRが普及してきたとはいえ、海外諸国と比べると技術面においてやや遅れを取っているのも事実です。360°映像や画像を編集するソフトウェアは海外発、特に西洋圏のものが多く、言語も英語やフランス語、ドイツ語のものが主流です。そのため、日本では適正な翻訳がなされないまま、正しく使われないケースも多々あります。そのような側面も相まって、実写VRコンテンツの市場の中では「コンテンツを作れる人材が不足している」という課題点が往々にして取り上げられます。

意外なところに・・・実写VRが弱いのは◯◯!?

https://app.famitsu.com/20160624_755297/ VRの撮影では天候や羽虫など自然環境に大きく左右されてしまうのも課題の1つです。通常の撮影の場合、多少の雨風であれば、カメラに傘を差すなどの対応で撮影ができます。しかし、VRカメラは360°という撮影特性上、全天球レンズがむき出しです。そのため、一滴の雫でもレンズに付着してしまうと、その映り込みで映像は使えなくなってしまいます。同じく、360°の撮影特性上、虫が撮影空間を横切ったり、レンズにとまったりしても、その映像は使えません。そのため、VRの撮影では天候や雲の動きの確認など屋外の撮影では特に気を使うべき点が通常の撮影よりも多くあります。

より良いコンテンツ制作のカギは「協力」と「市場活性化」

http://www.jp.playstation.com/psvr/ 技術要素から外的要因まで、様々な課題を抱えるVR映像・静止画の制作。技術者同士でノウハウを持ち寄り、様々な角度から情報交換を行うことで今後の市場も発展していくでしょう。

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